10月29日午後9時に、
カロリン諸島付近で、台風20号「アッサニー」が発生しました。
【台風20号発生】
10月29日(木)21時、カロリン諸島で発達中の熱帯低気圧が台風20号(アッサニー)になりました。今後は発達しながら西進するものの、台風19号に比べると北よりに進む可能性があり、11月2日(月)以降は予報円が大きくなっています。見解の変化に注意が必要です。https://t.co/MxVow77sic pic.twitter.com/eJ6NCWgeJR— ウェザーニュース (@wni_jp) October 29, 2020
ということで、さっそくですが、
2020年の台風20号「アッサニー」の名前の意味(由来)や、台風の名前の付け方について紹介したいと思います。
それでは、どうぞ。
【2020年】台風20号「アッサニー」の意味(由来)は?
10月29日に発生した、台風20号「アッサニー(Atsani)」ですが、
「アッサニー」の名前の意味は、「雷」または「稲妻」となっています。
命名国はタイです。
ただ、気象庁によると「アッサニー」は「雷」の意味とのことですが、
タイ語で「雷」は「ファローン」となっており、タイ語の「雷」や「稲妻」に、「アッサニー」という言葉は見つかりませんでした。
タイ語で「アッサニー」という言葉は、人の名前に使われていました。
■参考
・ウィキペディア(アッサニー)
・ウィキペディア(アッサニー・ポンラチャン)
台風の名前の付け方について
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の各加盟国などが提案してあらかじめ用意した140個の名称のなかから、発生順につけられています。
また、この140個の名前は、140番目の名前を使用した後は、再び1番から使用されることとなっており、繰り返して使用されています。
※大きな災害となった台風名は、その後使用されないよう変更されることもあります。
■140個の名前のリストは、気象庁のHPをご確認ください。
ということで、
台風20号「アッサニー」の命名国はタイですが、
今回の台風20号の発生場所は、カロリン諸島付近(ミクロネシア連邦)ですので、
台風の発生場所と、台風の名前の命名国に、関係はありません。
ちなみに、現在日本から提案している台風名は10個で、
その名前は「コイヌ」「ヤギ」など、星座名に由来しています。
星座名にしたのは、「中立的」な名称で利害関係が生じにくく、台風と天空のイメージにも関連しており、人々に親しまれるものだからとのことです。
まとめ
ということで今回は、
2020年10月29日に発生した台風20号「アッサニー」の名前(由来)と、台風の名前の付け方について紹介しました。
10月30日現在、
台風20号「アッサニー」は、日本から離れているものの、
「少し北よりに進む可能性」があるとのことですので、日本にやってくる可能性があります。
■参考:ウェザーニュース
今後は勢力を強め、11月3日ごろには「非常に強い」台風に発達すると予想されていますので、
今後の進路にも注目していきましょう。
それでは。
◎2020年台風14号「チャンホン」の意味は、こちらから↓
◎予報円と台風の数値の見方については、こちらから↓
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