2020年2月に発生した栃木県足利市の山火事ですが、
近隣には避難勧告も出されたということで、心配になった方も多いかと思います。
栃木 足利の山火事 消火活動続く 近くの中学校は休校に #nhk_news https://t.co/VmIylVPyAq
— NHKニュース (@nhk_news) February 24, 2021
ですがニュースの報道では当初、この山火事の原因についての情報はあまりありませんでした。
そこで今回は、
「【栃木県】足利市の山火事の原因は?場所はどこ?消火活動が難航したのはなぜ?」ということで、
足利市で発生した山火事の原因や場所、状況について紹介したいと思います。
それでは、どうぞ。
【栃木県】足利市の山火事の発生日時はいつ?
2021年2月に発生した栃木県足利市の山火事ですが、
山火事が発生したのはいつかというと、
山火事が確認されたのは、
とのことで、
足利署や消防などの情報では、この日時に「山が燃えている」という119番通報があったとのことです。
■参考:朝日新聞デジタル
【栃木・足利市で山火事…#72世帯に避難勧告】
現場近くの寺の住職
「今日はハッキリ燃えているのが見えるし #広がっているから心配」▼21日から続く山火事。自衛隊ヘリも出動し消火にあたるも鎮火に至らず、風で #延焼拡大 の恐れ。現場すぐ近くに #中学校や高校 も#報ステ #報道ステーション pic.twitter.com/C9TTMd828h
— 報道ステーション+サタステ (@hst_tvasahi) February 23, 2021
【栃木県】足利市の山火事の原因(火元)は?
ニュースの報道を色々と見てみても、当初は栃木県足利市の山火事の原因については説明されておらず、
2月24日の足利市長の会見によると、
火元は、「山中より少し南のハイカーの休憩場所が出火元」と推測されるとのことでした。
山火事の場所は、登山コースにもなっており、
当日も登山をしていた方がいたようですので、原因が人為的である可能性はあります。
■参考:織姫神社発-両崖山-天狗山 周回コース – 2021年02月21日 [登山・山行記録] – ヤマレコ
◎なお、一般的な山火事の発生原因は2種類で、
・雷や火山の噴火
・熱波
・まれに枯れ葉同士の風による擦れ合い
・焚き火やタバコの不始末
・放火
・焼畑農業
などが原因となるようです。
ニュースの報道では、日本の場合、自然現象による発火はまれとのことでした。
足利市では、2月16日から28日まで、乾燥注意報が出されていました。
■参考:栃木県足利市の警報・注意報 – Yahoo!天気・災害
◎追記
2021年3月31日に足利市より、「出火原因はタバコと推定される」との発表がありました。
【栃木県】足利市の山火事の場所はどこ?(地図)
栃木県足利市の山火事の発生場所は、
「栃木県足利市西宮町」の「両崖山周辺の山林」
とのことで、
この場所は、
「JR足利駅から北西約2キロ」
「足利工高校の奥」
「両崖山や天狗山に連なる雑木林の斜面」
「両崖山の山頂付近」
とのことです。
今足利の山火事で燃えてるのはこの黒丸付近です。結構やべえです( ´◔‸◔`) pic.twitter.com/Duktju7br9
— 白たまうどん(🍓🦀) (@shigurekiaka) February 23, 2021
また、足利市は群馬県との県境に面しているため、群馬県方面にも煙の影響があるようでした。
足利の山火事すごいな。仕事場からよく見えるし匂いもする。ヘリも頑張ってるけど無理じゃね?
煙は朝方は山頂付近だったけど、昼過ぎには大分群馬よりに降りてきた。 pic.twitter.com/visulp4ay2— アイスドール@電子基準点チャリ巡礼中 (@ice_doll_) February 24, 2021
【栃木県】足利市の山火事の現在の状況は?
延焼が続いていた栃木県足利市の山火事ですが、
これまでの経過と、現在の状況はこのようになっています↓
・鎮火の見通しは立っていない
・新たに両崖山(標高251メートル)東側の住民98世帯に避難勧告(勧告対象:計305世帯)
・延焼範囲:約100ヘクタール(東京ドーム約20個分)
・御岳神社全焼(刀剣乱舞ファンの聖地)
【山火事 刀剣乱舞の聖地全焼】https://t.co/vzvQbfAf1V
栃木県足利市で起きた山火事は、発生6日目の26日も延焼が続き、鎮火の見通しは立っておらず。勧告の対象は計305世帯になった。この山火事で無人の御岳神社が全焼。神社は「刀剣乱舞」ファンの「聖地」として知られていたという。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) February 26, 2021
↓
◎2月28日時点※追記
・順調に行けば、1日にも鎮圧できる見通し
・火事によるけが人はいない
・延焼範囲は約106ヘクタールで、26日からほぼ変わらない
・305世帯への避難勧告は鎮圧でき次第解除
・休校中だった中学校1校は、明日から授業再開
栃木 足利 山火事 発生から6日たち延焼ほぼ食い止め #nhk_news https://t.co/bXCFuhyst7
— NHKニュース (@nhk_news) February 27, 2021
◎2021年3月1日追記
2021年3月1日(月)の午後4時に、足利市長より山火事の鎮圧宣言が出されました!
市内305世帯に出されていた避難勧告も、同日午後4時に解除されたとのことです。
2月21日の発生から9日目で「鎮圧」となりました。
◎2021年3月15日追記
鎮圧宣言後も、火種が残っている可能性がある場所への消火活動が続けられていましたが、
3月15日に足利市より、「鎮火」したとの発表がありました!
【栃木の山火事 23日目で鎮火】https://t.co/D9uRXW0pCZ
栃木県・足利市は15日、出火から23日目となる山火事について「鎮火」したと発表した。山火事は先月21日に発生してから拡大を続け、一時は305世帯に避難勧告が出されたが、今月1日には延焼はなくなったとして鎮圧宣言が出されていた。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) March 15, 2021
足利市・山火事の消火活動が難航した原因は?なぜ?
なお、足利市の山火事がなかなか消えなかったのはなぜかというと、
◎消火活動が難航した原因としては、
(火の広がりが早い)
・山火事の場所が、消火栓がなく水の便が悪い
(消火活動が進まない)
といった原因が挙げられるとのことでした。
まとめ
ということで今回は、
「【栃木県】足利市の山火事の原因は?場所はどこ?消火活動が難航したのはなぜ?」と題して、
2021年2月21日に発生した栃木県足利市の山火事の原因や場所、現在の状況などについて紹介しました。
当初は、長ければ鎮火までに「2週間かかる」と言われていましたが、
2月27日には延焼はほぼ食い止められ、3月1日には鎮圧宣言が出されたということで、
近隣の方は安心されたかと思います。
【山火事鎮圧「心から安堵」】https://t.co/RhvKM82Vuw
栃木県足利市の両崖山で2月21日に発生した山林火災は1日、9日目で鎮圧宣言が出され、住民に安堵(あんど)が広がった。休校が続いていた近隣の学校も再開するなど日常を取り戻した。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) March 2, 2021
今後も山火事が起こる可能性はありますので、
近隣住民の方は、足利市長のTwitterなどをチェックしておきましょう!
午後4時、鎮圧宣言を出しました。市民の皆さんのご協力、ご理解、国、県をはじめとするたくさんの応援がなければ成り立ちませんでした。心から御礼申し上げます #足利市長 #和泉聡 #山火事 https://t.co/4391og03Ex
— 和泉聡(いずみ さとし) (@togotakamori) March 1, 2021
■最新情報参考先:足利市長Twitter
それでは。
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