2020年の12月もあと少しということで、「しぶんぎ座流星群」の季節がやってきました。
「しぶんぎ座流星群」は、活動が活発な期間が短く、流星の数も年によって差があるのが特徴となっているため、予想が難しい流星群とも言われていますが、
ペルセウス座流星群やふたご座流星群とともに「三大流星群」と呼ばれており、年始めに観ることのできる流星群ですので、天体好きの方や、一年のお願い事をしたい方は、ぜひ観ておきたいところです。
ということで今回は、12月末から1月の始めに現れる「しぶんぎ座流星群」の、
・ピーク時間帯、見頃
・観測できる数、方角
・当日の天気
について紹介したいと思いますので、気になる方はチェックしてみてください。
それでは、どうぞ★
【2021】しぶんぎ座流星群はいつからいつまで?(期間)
2021年のしぶんぎ座流星群のピークは1月となっていますが、
2021年の「しぶんぎ座流星群」がみられる期間は、
の予想となっています。
そのため、しぶんぎ座流星群は1月の流星群というイメージがありますが、正確には2020年の終わりごろから観ることができます。
ただ、始め頃と終わり頃の流星の数は少ないため、当然ですが見える確率は低くなります。
次はしぶんぎ座流星群かぁ!
ピーク来年やんけ!— とぅぎこ❦ (@toogico_cc) December 17, 2020
【2021】しぶんぎ座流星群のピーク時間帯(見頃)は何時ごろ?
2021年のしぶんぎ座流星群のピーク時間帯(極大)は、
国立天文台によると、
と予想されています。
ただ、この時間帯は、放射点の高度が低いため観察には向かないとのことです。
「放射点」とは…流星群の流星が、そこから放射状に出現するように見える点。流星は放射点から離れた位置で光り始め、放射点とは反対の方向に移動して消えます。流星の数は放射点の高度が高いほど多くなり、逆に低いほど少なくなります。
引用:国立天文台
そのため、見頃は、極大の時間帯に近い、
となっています。
そのほか、極大の前後1日程度も見頃です。
【2021】しぶんぎ座流星群の数や方角は?
流星がよく見えるかどうかは、月明かりの強さ(周りの明るさ)によって決まり、月明かりがなく暗いほど流星がよく見えますが、
2021年の「しぶんぎ座流星群」の時期は、ピーク時間に限らず月齢20の明るい月が輝いているため、暗い流星が見えづらくなるとのことです。
そのため、
★見える流星の数は例年よりも少なく、
と予想されています。
★観測できる方角はというと、
流星群は放射状に広がるように出現するため、特に適した方角というものはなく、
■参考:ウィキペディア(流星群)
◎観測に適した場所としては、なるべく月明かりが入らない暗い場所を選ぶと、比較的流星が見えやすいでしょう。
【2021】しぶんぎ座流星群の当日の天気は?
2020年12月28日ごろから2021年1月12日ごろにかけて現れる「しぶんぎ座流星群」ですが、
12月19日現在の一カ月予報では、
・東日本日本海側:平年に比べ曇りや雪または雨の日が多い
・西日本日本海側:平年と同様に曇りや雪または雨の日が多い
・北・西日本太平洋側:平年に比べ晴れの日が多い
・東日本太平洋側:平年と同様に晴れの日が多い
・沖縄・奄美:平年に比べ曇りや雨の日が多い
となっています。
■参考:tenki.jp1カ月予報
全体的に例年に比べ、曇りや雨が多くなりそうですので、
晴れている日があれば、ピーク時間帯以外でも観測しておいたほうがよさそうです。
観測する当日の天気が天体観測に向いているかどうかは、
tenki.jpで、星空指数(その日の夜空が天体観測に適しているかを指数で表したもの)をチェックすることができますので、そちらを見てみると良いでしょう★
まとめ
ということで今回は、2021年の「しぶんぎ座流星群」の期間やピーク時間帯、見頃、流星の数や方角、当日の天気について紹介しました。
2021年のしぶんぎ座流星群は、月明かりの影響があるため、残念ながら例年よりも観測できる流星の数は少なくなりそうですが、
新年最初の流星群ですし、せっかくですので機会のある方は、一年のお願い事をしてみましょう!
それでは☆彡
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